貨幣の 王様!!新一圓銀貨 [PN127]

世界が認めた加納夏雄が手掛けた新一圓銀貨
近代コインの「王様」とも言われ、多くの収集家から親しまれています。

1円銀貨は、その大きさ、デザインの素晴らしさから多くの収集家親しまれています。

直径：38.1ｍｍ
品位：銀900/銅100
量目：26.96ｇ

★保証書付き


【加納夏雄】
加納は京都の生まれで25歳の時に上京し、明治2年4月に帝室御用を命じられ明治天皇の太刀飾りを彫刻していました。
その加納に明治政府から新貨幣作りの白羽の矢が立ちました。
貨幣の表面には天皇の象徴である龍図を、裏面には太陽の図を採用しました。
見本貨は1円銀貨が肉彫で、他の貨幣は片切彫で制作されました。
しかし、西洋かぶれの政府高官は、これをイギリスに送って金属の原板を作らせるように命じました。
話を聞いた造幣局建設主任ウオートルスは怒りだし、「バカなことをするな。日本人の指先は世界一だ。誰がナツオに及ぼうぞ！！」と怒鳴りつける。
見本が送られたイギリスも「これに勝る彫金をこなせる人間は我が国には誰もいない」とデザインから型まで加納が一任された。
1876年廃刀令が交付されると多くの同業者は廃業に追い込まれるが、加納は煙草入れや根付の名品を作り出し、その気品ある作品は海外でも人気を博した。
加納の名は世界中に知れ渡り注文が引きも切らずであった。





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